学校向け授業理解度テスト
学校向け単元テストの新規参入に挑まれた出版会社様。受注、発注、資材、製品在庫、納品管理・・・課題もニーズも山積みでした。そして受注開始まで残り3ヶ月。担当営業と伴にSE、技術支援がお客様と直接打ち合わせ、エンドユーザー様の使い勝手までを考慮した全体最適化による受注生産システムによる課題解決事例。
お客様のご要望
・発注システムを開発して欲しい。
・学校教材のため販売価格は決まっている。
・製造の進捗を把握したい
・テストの仕様だけ決まっている。(1単元につき小テスト、本テスト、本テストの解答・解説の3種)
・後発メーカーなのでそれ以外の仕様も他社と同等かそれ以上にしたい。
・クラスごとに単元、テストの種類ごとに封筒にいれて納品したい。
・開封時に使用したい順番に梱包して欲しい。
・教師用も生徒と同じドキュメントサイズにしたい。
・在庫をしたくない。
・発注システムから請求データに使用できるCSVを出して欲しい。
・納品書を同梱して欲しい。
課題
・受注開始から3ヶ月では発注システムの開発が間に合わない。
・デジタルプリントではコストが合わない。
・当たり前のオンデマンド方式で製造しては納期もかかり、コストも高くなってしまう。
・教師用の冊子を作ろうとするとA4とA3の混在の冊子で複雑な製品仕様の冊子となってしまう。
・販売数量が不確定なので見込み生産ができない。
・手作業の取り揃えなどで単元や入数の過不足が発生しないか心配
解決策

効果
・短期間でのシステム開発と製品仕様の問題解決ができた。
・業界初のオンデマンド化による宣伝効果になった。
・デジタルプリントで仕分け印刷をするので数量の過不足なく納品が可能であり安心。
・受注した分だけを生産するため在庫をせず在庫コストをかけず、常に最新のコンテンツを提供できるようになった。
・製造から発送までの進捗情報を発注画面から確認できるので納期の問い合わせにもスムーズに対応できるようになった。
・封筒に単元名や学校名さらには先生の名前などを入れることができるので他社との差別化ができた。